2009年04月11日
双子の誕生日
4月8日(水)
10年前の1999年4月8日は、とてもいい天気でした。
桜が病室の窓からよく見えて、春らしい朝でした。
いよいよ母になるんだという思いと、前日から絶食中で
お腹が空いているけど、緊張で空腹感もないような
落ち着きのないものでした。
双子とわかって10ヵ月。1月中旬で産休を取り、2月の半ばから
管理入院。帝王切開で出産する事に決めてこの日を迎えました。
2000gの未熟児だったとは思えぬほど、大きく(太く)成長し
1/2成人式(10歳)を迎えることが出来ました。
大勢の方の助けをいただき、ここまで来たんだなぁとつくづく感じます。
ちょうど水曜日でお休みでしたので、家族揃って食卓を囲む事が出来ます。
焼肉をベランダでやりました。火を起こしたり、焼きそばを焼いたり、
会場を設営したり、肉の番をしてくれたり、すっかり働き手となっております。
モチヅキは3月のイベントが多く、ケーキ食べすぎ傾向にあるので、今回は
手作りであっさりといこうと思いました。子供たちに参加してもらって、仕上げます。
スポンジ生地を焼き、型の底に敷き詰めました。イチゴジャムをぬって、
その上からイチゴのムースを流し込みました。
今はイチゴが安いので、バンバン使いました。きれいなピンク色のムースが
春らしく、いつになく成功しそうな予感!!
ところがですよ。
そうは問屋が卸しません。ムースなので型からはずしやすいように底が抜ける
タイプの型に流したからさあ大変。スポンジをきっちり敷き詰めたつもりになって
ましたが、雨漏りのようにポチョポチョ漏れ出しました。
ムースが固まるのが早いか、流れ出すのが早いか。
あわてて冷凍庫に入れ込み、何とか形にはなりました。
はぁ、いつもこんな感じ。
いよいよ、飾り付けのとき、長男がクリームを絞りイチゴを乗せ始めました。
私は7人分7個のイチゴがのればいいかなと考えていましたが、彼の構想は
『イチゴを敷き詰める』
だったのです。土台がムースだけに、重みに耐えかねてだんだんつぶれて
側面がはみ出てきました。
これでは流れ出てしまう!
と言う事で、イチゴを半分に切り、側面に貼り付け補強する事になりました。
何とも落ち着きのない飾り付けです。
そして完成形。
絶妙のバランスでこの状態を保っています。
もちろん切った姿はお見せできません…。
10歳おめでとう。
厳しい時代を生き抜ける、強く逞しく賢く、そして優しい男になってくれ☆
2009年04月07日
えいひれ?
えいひれ?とお客様に聞かれました。
ハブの干したのではありません。
よっちゃんいかでもありません。
ゲテモノやさんのようになってまいりましたが、どれもとても甘くて美味しい☆
ドライフルーツたちです。
オーストラリアよりやって参りました。全て無添加のモノです。
左から、えいひれならぬ、パイナップル。
着色料も保存料も一切なし。だからこのような色なんです。でもこれがただ、
温風で乾燥させただけの本物の色。
ハブじゃなくて、バナナ。縦に切るとはびっくり。
こちらはオーガニックで油で揚げてあるバナナチップとは全く違います。
生のバナナには無い甘い香りと凝縮されたようなうまみがあります。
右が、よっちゃんいかでなくて、マンゴーです。
これは、砂糖がまぶしてあって、ゼリーやグミのように柔らかいものとは違います。
酸化防止剤、着色料も一切使っていません。
高級なマンゴーがドライフルーツとなり、爽やかな風味と見事に酸味も残しとても
上品な味わい。ケンジントンという品種のマンゴーです。
どれも凝縮した自然の甘味と、濃厚な香りが素晴らしい。
お菓子作りにもいいですし、チーズにとっても合うんです。
一度お試しくださいね。量り売りでお分けいたします。
いずれも 880円/100g 1本、1枚から量ってお分けいたします。
2009年04月06日
pâtissière RIKUTO
4月6日(月)
pâtissière RIKUTO ちゃんからシフォンケーキが届きました。
本日はお抹茶バージョンです。
Vin店長がシフォン好きと聞いて、届けてくださいました。
ありがとうございます。
早速、3時のおやつにいただきました。
春らしい柔らかな緑。生クリームをホイップしていただきました。
『何、この美味しさ。ステキすぎます。』
家族とヒロちゃんに食べてもらいました。皆大絶賛
残りは私のもの。Vin店長には内緒です。
RIKUTOちゃんありがとうございました。
2009年04月05日
さくら

4月5日(日)
今日は袖師地区の4区のグラウンドで、さくらまつりがありました。
天気にやきもきしましたが、雨が降らなくてほっとしました。
ブロガーさんにもたくさんお会いできました。
テラちゃんはボスの代わりにご挨拶をご立派に遂行されておりました。
消防のところにはつぼひさん、なかむさん、重松さんがいらっしゃいました。
隣のテントにはnoraさんが。他にもいらっしゃったかもしれません。
私は子供の野球関係でお手伝い。段取りがついたところで店番に戻りました。
もっと楽しみたかった☆
お花もいい感じに咲いていましたね。
日本の春はなんと言ってもさくらの色、ピンクが象徴的だと思います。
山が本当にさくらのピンク色になるんですものね。
さくらを満喫するには、まだまだ不完全燃焼な私です。
さくらの下で、ロゼワインを飲むぞ~

ちなみに写真は畑に植えてある、大島桜です。白くてソメイヨシノより少し
大きい花です。
2009年04月04日
一人の時間

配達の途中で、行きたくて仕方のなかった素敵な場所に行って参りました。
やはり、時間を見つけていってよかったぁ。
そこで手に入れました。ポットです。
以前から気になっていて、ちょっと悩んでおりました。でも…。
ある方が、どんなに忙しくても自分の気持ちを切り替える時間を持つように、
とアドバイスをいただき、その方はお気に入りのティーカップで美味しい紅茶を
ご自分のためにたてて、優雅な気持ちで心を落ち着かせるそうです。
そうすると、いいアイディアが浮かんできたり、心に余裕が出来たりと
いい事ばかりだそうです。
そんな言葉が心に残っていたので、決心がついたようです。
デンマークでのお話や、現地で知り合った方のお話など、優しい語り口で
楽しいお話を伺いながら、素敵なテーブルセッティングに刺激を受けて
帰ってきました。
皆さんも、ぜひどうぞ。

静岡市清水区蜂ヶ谷216-5
TEL 367-7107
手から手へ大切に受け継がれ
ここまで来ました
こんどはあなたの手から大切な人へ
2009年04月02日
今度はそば

3月31日(水)
昨年の10月頃に、実は小麦を植えたのですが、時期的に遅くなったためか発芽が上手く
出来ませんでした。失敗に終わり、年末の忙しさもあって、畑はおのずとほったらかしに・・・。
冬場に畑をどうこうすることも出来ず、早いうちに手をかけていらした方々の畑には
エンドウやそら豆や、玉ねぎなどなど、きれいに育っていました。
『今さら何も出来ないのなら』 とすっかり何にもしない日々が続きました。
T-farmのオーナーが
『そろそろ何を植えるか考えないとね。』
とこんな私に声をかけてくださいました。
『私でも出来るものがあるんでしょうか…。』
『そばをやってみる?おそばを打つまで考えると大変だけど、ワインバーでそば粉のガレットを
出すのも素敵じゃない?』
素晴らしい方だと言う事が、このお言葉で皆様お分かりでしょう。
このような方々に私はどれだけ助けていただいている事か

『うん、うん、それにする!!』
と言う事で、そばを植える事になりました。
オーナーより、
『3月の中旬くらいまでに、一度畑に行って草刈をしないとね。最近全く行ってないでしょう?』
『

『わかりました。』
とその時はがんばるぞ☆と言う気持ちいっぱいで返事をしました。
なのに。
あれよあれよと、時は3月29日(水) これはやばいと言う事で早速畑へ。
見事に雑草のピンクの花畑になっていました。これが結構しぶとい根っこを持っているのです。
『どひゃ~』
と思いながらも黙々と抜きました。
3月30日には畑を掘り返し、ふかふかの状態に。
最後の角のところで鍬を下ろすと
『ガツッ』
と言うではありませんか。 なんと、畑の主のような大きな石があったのです。
あまりの大きさに表面をあらわにしたところで力尽き、そのままむき出しにしておきました。
すると、通りかかる畑の皆さんたちが
『これは大きな石だねぇ~。見たことないよ。掘ったら床の間にでも飾っておくんだね。』
とたまに見かけた私をしっかり励ましてくださいました

しかしそこはか弱い私。というかもう気力も尽き果てていたので、そのままほっといて
家に帰りました。すると・・・ オーナーから電話が。
『大きな石が畑にあったね。あれ掘ったのVin妻さん?畑から掘り出すのは無理でしょう。
ぼく、掘って出しておいたから、畑の横に置いてあるよ。あの石がネックになって畑に来るのが
いやになっちゃうとかわいそうだから、勝手に掘り出しちゃったよ。』
ですって…。私はまるで、学校に行きたがらない小学一年生のようでした。
オーナーありがとうございます。
と、長くなったのですが、写真の畑の手前にある石がそれです。
3月31日に畝を作って、4月1日に種を植えました。(備忘録)
今日もお水をまきに行きました。今度はしっかり成長して欲しいです。