2009年04月02日
今度はそば

3月31日(水)
昨年の10月頃に、実は小麦を植えたのですが、時期的に遅くなったためか発芽が上手く
出来ませんでした。失敗に終わり、年末の忙しさもあって、畑はおのずとほったらかしに・・・。
冬場に畑をどうこうすることも出来ず、早いうちに手をかけていらした方々の畑には
エンドウやそら豆や、玉ねぎなどなど、きれいに育っていました。
『今さら何も出来ないのなら』 とすっかり何にもしない日々が続きました。
T-farmのオーナーが
『そろそろ何を植えるか考えないとね。』
とこんな私に声をかけてくださいました。
『私でも出来るものがあるんでしょうか…。』
『そばをやってみる?おそばを打つまで考えると大変だけど、ワインバーでそば粉のガレットを
出すのも素敵じゃない?』
素晴らしい方だと言う事が、このお言葉で皆様お分かりでしょう。
このような方々に私はどれだけ助けていただいている事か

『うん、うん、それにする!!』
と言う事で、そばを植える事になりました。
オーナーより、
『3月の中旬くらいまでに、一度畑に行って草刈をしないとね。最近全く行ってないでしょう?』
『

『わかりました。』
とその時はがんばるぞ☆と言う気持ちいっぱいで返事をしました。
なのに。
あれよあれよと、時は3月29日(水) これはやばいと言う事で早速畑へ。
見事に雑草のピンクの花畑になっていました。これが結構しぶとい根っこを持っているのです。
『どひゃ~』
と思いながらも黙々と抜きました。
3月30日には畑を掘り返し、ふかふかの状態に。
最後の角のところで鍬を下ろすと
『ガツッ』
と言うではありませんか。 なんと、畑の主のような大きな石があったのです。
あまりの大きさに表面をあらわにしたところで力尽き、そのままむき出しにしておきました。
すると、通りかかる畑の皆さんたちが
『これは大きな石だねぇ~。見たことないよ。掘ったら床の間にでも飾っておくんだね。』
とたまに見かけた私をしっかり励ましてくださいました

しかしそこはか弱い私。というかもう気力も尽き果てていたので、そのままほっといて
家に帰りました。すると・・・ オーナーから電話が。
『大きな石が畑にあったね。あれ掘ったのVin妻さん?畑から掘り出すのは無理でしょう。
ぼく、掘って出しておいたから、畑の横に置いてあるよ。あの石がネックになって畑に来るのが
いやになっちゃうとかわいそうだから、勝手に掘り出しちゃったよ。』
ですって…。私はまるで、学校に行きたがらない小学一年生のようでした。
オーナーありがとうございます。
と、長くなったのですが、写真の畑の手前にある石がそれです。
3月31日に畝を作って、4月1日に種を植えました。(備忘録)
今日もお水をまきに行きました。今度はしっかり成長して欲しいです。