2008年06月08日
田植え体験
田んぼのタニシを見つけたり、籾殻の山でダイビングしたり、そぼ降る雨もなんのその。
小店自慢の静岡の地酒『からっ風』のいいところは、100%静岡産米を使用しているところ。契約した農家さんも、一生懸命『いい米』を作ろうと意識が高いのです。
私ごときの知識では到底わかりえないのですが、今のお米を作る農家さんは報われていない。いいものを作って、それに見合う報酬を得るという形になっていないのです。
今回、田植え体験を行うにあたって、磐田市敷地の『サンシャイン農場』代表の乗松氏に出会った事が、大変大きかったのです。
今後追って彼の活動についてレポートしたいと思っています。彼の農業への思いは、私たち商売にも大きく通ずるところがあります。
今回田んぼに入って、大変やわらかく健全な印象を受けました。はだしで入っても全く平気。タニシはごろごろしているし、子供たちでも採れるぐらいカエルもたくさんいました。
ぶどうもそうですが、土壌がどれだけ大切か。できる農作物が教えてくれます。
雨もだんだん晴れてきて、心地よい汗もかきながら、次男に影響されて私も最後まで頑張りました

土には、人を癒す力がありますね。陶芸をやられる方もそう感じている事でしょう。
ダイビングする勇気はなかったけど、ある一線を越えたらきっとで全身泥まみれになっていたかも…。そのぐらい誘惑してくる田んぼの土でしたよ。
散らし寿司に、具沢山の豚汁。
頑張った後は美味しいですね。
もちろん『からっ風』もあります。
杜氏の土田さんも横にいらして、お米の生産者も横にいらして。出来上がったお酒と飲む人と、いい和ができています。
しかし…
私はおあずけ

だって、運転なんだもん

先ほど、田んぼにいた…
カエルじゃないよ

そう、タニシです。
あらかじめ、沼臭さをとるために下処理に手をかけてくださったそうです。
ありがとうございます。
目を閉じれば、そう、サザエ…

しかし、ほのかに田植えの香り…。
佃煮が良いかな

今日は様々な方のおかげで、貴重な体験ができました。
いい人の和、いいものづくり、に触れられた事に感謝いたします。
帰りは、私運転頑張りましたよ。男衆はみんな熟睡

車の中は、私のカラオケオンステージでしたよ




Posted by Vin長(ヴァンちょう) at 20:32│Comments(4)
│地酒
この記事へのコメント
こんばんは☆
本日2回目の訪問です(*^_^*)
でも、ホントは、三回目なんです。
今日、ダンナさんと一緒にお店にお邪魔させていただきました。
来週の父の日用の日本酒を買いに行きました。
噂の『豆酪』も見つけて、早速買っちゃいました♪
丁寧に接客していただき、ありがとうございました。
私が購入したお酒、『からっ風』でした。
今から父にプレゼントするのが楽しみです(*^_^*)
本日2回目の訪問です(*^_^*)
でも、ホントは、三回目なんです。
今日、ダンナさんと一緒にお店にお邪魔させていただきました。
来週の父の日用の日本酒を買いに行きました。
噂の『豆酪』も見つけて、早速買っちゃいました♪
丁寧に接客していただき、ありがとうございました。
私が購入したお酒、『からっ風』でした。
今から父にプレゼントするのが楽しみです(*^_^*)
Posted by ぶん at 2008年06月08日 21:30
いちばん問題は農協という組織なんでしょうが,いまの農家の人は農協に逆らうこともできないし。
いいものをまじめに作り,それをビジネスベースに乗せ,業者間で競争する。第2次産業や第3次産業では当たり前のことが,なぜ第1次産業でやってはいけないのか。特にお米は,食糧資源保護という国策もあるのでしょうが,いまの日本,大豆や野菜はすでに自前で供給できない状態なのに,お米だけ保護しても「焼け石に水」だと思います。
いいものをまじめに作る人が経済的に報われる農業ビジネスが確立すれば,若者でも「俺も農業やってみよう」と思うでしょう。特に,日本酒は世界に売り込むことができるポテンシャルを持っているわけですから,ビジネス面での魅力もあります。食糧危機も回避されるでしょう。
まずは,このブログで紹介されているような農家の人が増えて,力を付けてもらうことを期待しています。
いいものをまじめに作り,それをビジネスベースに乗せ,業者間で競争する。第2次産業や第3次産業では当たり前のことが,なぜ第1次産業でやってはいけないのか。特にお米は,食糧資源保護という国策もあるのでしょうが,いまの日本,大豆や野菜はすでに自前で供給できない状態なのに,お米だけ保護しても「焼け石に水」だと思います。
いいものをまじめに作る人が経済的に報われる農業ビジネスが確立すれば,若者でも「俺も農業やってみよう」と思うでしょう。特に,日本酒は世界に売り込むことができるポテンシャルを持っているわけですから,ビジネス面での魅力もあります。食糧危機も回避されるでしょう。
まずは,このブログで紹介されているような農家の人が増えて,力を付けてもらうことを期待しています。
Posted by きじばと at 2008年06月09日 07:00
ぶんさま
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~(T_T)お会いしたかったぁ。
たまたま、本日田植えが入っており店にいなくて残念でした。
それにしても、偶然『からっ風』をご購入いただきとても嬉しいです。
料理上手のぶんさんの『とうべい』のご感想もいただきたいです。よろしくお願いいたします。
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~(T_T)お会いしたかったぁ。
たまたま、本日田植えが入っており店にいなくて残念でした。
それにしても、偶然『からっ風』をご購入いただきとても嬉しいです。
料理上手のぶんさんの『とうべい』のご感想もいただきたいです。よろしくお願いいたします。
Posted by Vin妻 at 2008年06月09日 13:41
きじばとさま
『農業はいいもんだ』と、心から言えることは、やはり農業だけで経済的に豊かに暮らしていけなくてはならないと思います。自分が食べる分だけを作る範囲の『農業の楽しさ』では、いけないんです。
お役所とけんかするぐらいの覚悟がなければ、今の日本では自由な農業は無理のようです。その自由の裏には、厳しい現実が待ってます。私たち消費者が、そのような農家の方を応援することを怠ってはいけないと思います。『見えないものを、見る力』を持ち、賢い消費者にならなければ…。
『農業はいいもんだ』と、心から言えることは、やはり農業だけで経済的に豊かに暮らしていけなくてはならないと思います。自分が食べる分だけを作る範囲の『農業の楽しさ』では、いけないんです。
お役所とけんかするぐらいの覚悟がなければ、今の日本では自由な農業は無理のようです。その自由の裏には、厳しい現実が待ってます。私たち消費者が、そのような農家の方を応援することを怠ってはいけないと思います。『見えないものを、見る力』を持ち、賢い消費者にならなければ…。
Posted by Vin妻 at 2008年06月09日 13:48