2008年08月12日
子供の歯医者

8月11日(月)
今日はモチヅキ兄弟の歯医者の予約日です。
3ヶ月前より段取りをし、夏休みと言う時間の余裕のあるときにゲットできた予約。
これを忘れてはなるまいと、一週間前から子供たちに申し伝えました!
三男・・・写真のとおり、2本目の前歯も永久歯が生えたがっているのにしぶとく粘って
いるため、強制撤去

長男・・・実は、犬歯の部分に当たる乳歯がぐらついている。本人は『抜かれるかもしれない』
と、母に内緒で密かに覚悟を決めていた様子。恐る恐る先生に申告する。
しかし、先生はまだ抜かなくても大丈夫との判断。長男内心ほっとした様子。
永久歯の臼歯が真っ直ぐ生えてくるように、乳歯の一部を削りフッ素を塗ってもらう。
次男・・・長男と同じく、犬歯に当たる乳歯がぐらついている。長男よりもぐらぐらしてるから
母に覚悟を決めるように宣告された。しかし、悪あがきを最後までする。
次男 『絶対に先生には言わないでくれ。』
母 『先生はプロなんだから、そんなのが見抜けないわけがない。あきらめなさい。』
次男 『それでも、もしかしたら見つからないかもしれないから、言わないでよ

診察室へ・・・。
先生 『おかあさ~ん、来てください。この歯がぐらぐらして永久歯の邪魔になるので、
抜こうかと思います。お母さんどうしますか?』
母 『私もそう思ってきたのですが、本人が抜かれるのを拒んでいます…。』
母の心の中 『ほらみろ~。わからないはずがないんですよ。オホホ』
次男 『えぇぇぇぇぇぇ』 『お母さんが決めるのぉ

先生 『わかりました。先生が決めます。お母さんおまかせくださいね!』
母は待合室へ。抜かれたことは言うまでもない。
ここで思ったことなのですが、あの場で私が抜くことを決めたとしたら、次男は
『お母さんは裏切った!』と言う感情を持ちかねません。私はそれに負けない
つもりではありますが、次男にとっては割り切れない気持ちかもしれません。
先生が、『私が判断します』ととっさに切り替えて言ってくれたので、次男も
『先生が言うのであれば仕方がない…。』という気持ちに変化しました。
小児歯科の先生は、そんな子供の小さな気持ちを汲んでくれます。
彼らにとって、歯医者が決して恐くて怖ろしくて嫌な場所でないのは
そんなところに理由があるのかもしれません。
自分の丈夫な歯でいつまでも美味しくご飯が食べられることは幸せ。
私自身が歯では苦労したので、子供には虫歯のない人生を送って欲しいです。
オマケ
抜いた後に、脱脂綿を棒状にして、ガーゼをくるりと巻いてくれた直径1cm弱長さ3cmの
円筒形のものを、抜いて血が出る部分に噛ませてくれます。(止血のため)
それが、最後まで吸って小さくなったタバコに見えるんですよね。結構笑える画なんです。